友達はいないと寂しいけれど、一緒にいると「なんだか疲れた…」と感じていませんか?
それはもしかすると、あなたを疲れさせてしまう特徴を持った友達なのかもしれませんよ。
この記事では
- 人間関係で「疲れた」と感じる友達の特徴5選
- 友達との人間関係で疲れた時の解決方法
をご紹介します。
「友達に疲れたなんて、自分がおかしいのかな」と不安になっている方、「どうすれば友達に疲れずに済むのかな」が気になる方、この記事を読めば「自分は悪くなかったんだ」「こうすれば良かったんだ」という答えが見つかります。
人間関係で「疲れた」と感じる友達の特徴5選
いつでも自分が世界の中心
あなたの身近にこんな人はいませんか?
- いつでも自分が話題の中心にいないと不機嫌になる
- みんなで遊ぶときもマイペース
- 時には自分勝手な行動で迷惑をかける
このように「自分が世界の中心」と思っている友達は、周りの人も自分と同じように感情があるということを本当の意味で理解できていません。
そのため、この人たちと一緒にいると、自分が「人」ではなく「モノ」として扱われているようで、ぐったりしてしまいます。
また、意を決して「私の気持ちも考えてよ」と言おうものなら、ムスッと黙り込んだり、言い訳を並べたりして、素直に謝ってくれない態度にも疲れは増すばかりです。
自慢話やマウンティングばかりしてくる
自慢話やマウンティングばかりしてくる人は、「勝ったか負けたか」という上下関係でしか人とつながることができません。
そして、少しでも他者に「負けた」と感じると「自分の存在価値がなくなる!」と不安になり、さらに必死に自慢やマウンティングをしてきます。
こんな彼らと安定した関係を築くには、自慢話やマウンティングに対し、いつでも「すごいね」「羨ましい」と持ち上げて返すことが求められるのですが、当然ながら何度も繰り返されると、「またなの?」「もう面倒くさい」とうんざりしてきます。
構って&察してアピールが激しい
- 「どうしたの?」と声をかけられたくて、あからさまに落ち込んだ態度を見せる人
- なぜか不機嫌で「え?どうしたの?」と声をかけても、ムスッとして答えない人
こういった構って/察してアピールが激しい人は、言葉にしなくても周りの人が自分の不快感の原因に気づき、さっと取り除いてくれることを期待しています。
これは赤ちゃんがお腹を空かせて泣いているのと同じような、幼い甘えです。
そのため、この人たちは、あなたがまるで親のように「よしよし、こんな気持ちなんだね。つらかったね」とたっぷり甘やかし、世話してくれないと満足できません。
しかし、そんな期待に常に応えるのは無理な話です。
「いい大人なんだから勘弁してよ!」と投げ出したくなるでしょう。
ユーモアといじわるを履き違えている
「太っている」「背が低い」など、人が気にしている部分をけなしながら、「ひどい」「やめて」と言われると「軽い冗談じゃないか」「ユーモアの分からない奴だな」と主張する友達は、一緒にいると傷つきますし、「私が悪いの?」と疲れてしまいます。
このような人は、親しくなった人を「自分の一部」のように感じています。
そのため、「俺ってデブだからさー」と自分の欠点をユーモアの材料として話すように、「こいつって〇〇だからさ」と友達のコンプレックスさえも軽い気持ちで話してしまうのです。
人によって態度が違う
- 部下にはいつも不機嫌そうなのに、上司の前ではニコニコしている
- 女性同士では言葉遣いが荒いのに、男性が来た途端に可愛い言葉を選んでいる
このように人によって態度を変える人は、いつも「今後の人生にメリットがある人かどうか」で人を判断しています。
そのため、自分の人生にとってメリットのない人には、どう思われようと興味がなく、いい加減な態度しか示しません。
しかし、自分に役立つ存在であると判断すると、評価されようと必死になります。
このように態度をコロコロ変える人は、その人全てを信用することができません。
いつもどこか不信感を抱きながら付き合っていると、心がだんだん疲れてきます。
友達との人間関係に疲れた時の解決方法
ひとりの時間を楽しいものにする
友達との関係に依存していると、どれだけ疲れる友達でも「嫌われたくない。1人になりたくない」としがみついてしまいます。
まずは、ひとりの時間を充実させ、友達がいなくても楽しめるようにしましょう。
最近では「ひとりカラオケ」や「ひとり旅」、「ひとり焼肉」まで、ひとりで楽しめる娯楽は多様になっています。
また、自宅で読書や映画を楽しんだり、ジョギングやウォーキングで身体を動かしてスッキリしたり、明日から出来るようなものもたくさんあります。
ひとりで楽しめると、人間関係での疲れをスッキリ解消できますし、疲れる友達に対しても「ひとりでも楽しめるから、嫌われてもいいや」と余裕を持って接することができるようになります。
「自分」を主語に考える
つい、「〇〇さんは僕のこと、どう思っているのかな」「この服、××君が嫌いじゃないといいんだけど…」と友達を主語に考えていませんか?
これからは「僕は自分のことを~だと思っている」「私はこの服が好きだ」というように、主語を「自分」にして物事を考えてみましょう。
自分で自分の考え・感情・感覚を把握できると、「どうして疲れるのか」「何が嫌なのか」が明確になってきます。
「疲れた」の原因が特定できれば、「この人との接し方をどう変えるか」や「この人との付き合いは控えよう」など、疲れない友達付き合いの方法を見出せるでしょう。
「この友達との付き合いはもうやめたいな」と思ったら、【解決】人間関係を整理した方が良い場合とその具体的な方法をご覧ください。どうすればうまく離れられるかをまとめています。
表裏を作らない
友達との人間関係で疲れてしまうのは、「本当は嫌なのに」という裏の顔を隠しながら、表向きはいい顔を演じているからかもしれません。
これは社会でうまく適応していく上で必要なスキルですから、必ず悪いとは言えません。
しかし、あなたの心の「本当は嫌なのに」という訴えはどれだけ抑えつけても消せるわけではありません。
「心の声を無視するなら、身体の声で知らせてやる!」と頭痛・不眠・食欲不振・帯状疱疹など、身体のさまざまな症状として現れることもあります。
本来、友達は心穏やかに付き合える存在のはずです。
そういう相手に対してはできるだけ裏表を作らないようにしましょう。
「どうしても、裏表を作ってしまう」という人は、まずは自分の心の声を無視しないことから心掛けてみてください。
「本当は嫌だ」という訴えが聞こえたら、「嫌なのに我慢してくれてありがとう」と自分を労ってあげるのです。
それだけでも、ちょっぴり心は軽くなりますよ。
まとめ
この記事では、人間関係で「疲れた」と感じる友達の特徴と、友達との人間関係に疲れた時の解決方法を解説しました。
疲れる友達の特徴には、
- いつでも自分が世界の中心
- 自慢話やマウンティングばかりしてくる
- 構って&察してアピールが激しい
- ユーモアといじわるを履き違えている
- 人によって態度が違う
という5つがあり、どの人もあなたの心や身体を無断で利用・消費してきます。
友達との人間関係に疲れた時には、まずは「ひとりの時間」を楽しいものにしましょう。
また、普段から「自分」を主語に考えるクセをつけて「疲れた」の原因を見つけやすくすること、自分の心の声に耳を傾けて表裏なく人に接することも、友達と心地良く過ごすために大切なことです。